精油選びのチェックポイントの要約
精油選びのチェックポイントは安全性が重要な選択基準になります。この場合の絶対条件は、「100%ピュア・ナチュラル」なのです。「100%ピュア・ナチュラル」の絶対条件とは農薬、化学肥料、合成香料の混合物がない、無農薬有機農法栽培のものに限る、何も加えず、何も除去していないことが挙げられます。
1. 精油は薬
精油は紛れもなく薬です。内容成分、体内への侵入経路、効能から考えるならば、薬は、使い方が正しくないと、体に害を与える危険を伴います。アロマセラピーとは、精油の中の成分を直接体に取り込み心と体の健康を増進するための養成法です。
良質なく薬選びには慎重になりはずです。それと同様に、精油の中身にもこだわりを持ち、良いものを選ぶ必要があります。それでは良い精油とはどのようなものなのでしょうか。
芳香剤や香水などに使用する場合は、香りの強さが選択基準になります。そのために、匂いの強い合成香料を混ぜたり、揮発を促進するためにアルコールを希釈しているものがあります。
2. 精油選びの条件
薬として使用する場合の精油は、安全性が重要な選択基準になります。この場合の絶対条件は、「100%ピュア・ナチュラル」なのです。
「100%ピュア・ナチュラル」の絶対条件
- 農薬、化学肥料、合成香料の混合物がない
- 無農薬有機農法栽培のものに限る
- 何も加えず
- 何も除去していない
毒性や皮膚刺激性の強い成分を除去しているものもあります。それとは反対に、抗菌作用の強い成分だけを抽出して、販売しているものもあります。
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3. 精油の抽出や添加
抽出や添加の例として、ユーカリを挙げてみます。
ユーカリの主要成分である1.8シオネールを単体で抽出し、粘膜や皮膚に塗るとかぶれやすくなります。そこで、ユーカリ油を稀釈して首に湿布すると感冒の治療薬として有効です。
残りの成分に1.8.シネオールの副作用を抑える働きがあるのです。
しかしながら、アロマセラピーの原則は、自然界にあるものを丸ごと使用することがのです。
4. 粗悪な精油の問題
1997年には20社にも満たないほどの精油の輸入業社も、アロマセラピーの人気が高まり、2000年以降では、100社以上に急増しています。
この輸入の急増により問題も生じて言います。
一般に市販されている精油を調べたところ、次のことがわかってきました。
- 有効成分が極端に少ない
- 号勢香料が混ざっている
- 真正ラベンダーではない、別の精油(ラバンジンなど)の成分が検出された
- 100%ピュア&ナチュラルという大原則に反している
安全に安心してアロマセラピーを実践するためには、精油についての基礎知識を持つことが精油選びを確かなものにすることにつながります。それによって、内容がしっかりした精油を選ぶことができるようになります。
5. 精油選びのチェックポイント
次の使用されている内容が明記されていること
- 原料ハーブの正式な名称(学名)
- 原産国
- 抽出部位(花、茎、葉など)
真正ラベンダーンの仲間であるラバンジンから抽出された精油は、しばしばラベンダーとして売られていますが、沈静効果をもたらす酢酸リナルは5〜10%と少ないため、不眠症に対する効果は期待できないとされています。この場合は、学名を確認する必要があります。
次に、同じ種類、同じ株でも生育する土地、気候、土壌によって精油の有効成分の含有量が変わってきます。
タイム、ローズマリー、ニアウリ等が、それらに該当します。
ローズマリー・カンファー油はポルトガル産が多いのです。
まとめ
精油は紛れもなく薬
薬として使用する場合の精油は、安全性が重要な選択基準
アロマセラピーの原則は、自然界にあるものを丸ごと使用する
精油についての基礎知識を持つことが精油選びを確かなものにする



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