アロマバスの要約
体を温めて血行を促進して新陳代謝を高めるアロマバスは体に取り込まれた芳香成分の効果として肌のトラブルや冷えやこりの解消、神経的な症状の改善などが期待できます。セルフケアとしてバスタブのお湯に精油を適量たらすだけで初めての方も手軽に行えます。
1. 体にどのように効くのか
入浴は体を清潔にしたり、体を温めて血行を促進して新陳代謝を高める作用があります。また筋肉のこりや疲労をやわらげる効果も期待できます。
お風呂の効果に精油の薬効を加えたものがアロマバスです。
お風呂の湯に落とした精油は、次のように取り込まれていきます。
- 芳香成分は入浴中の肌から浸透して血液中に入り、全身へ
- 空気中に揮発したものは、呼吸器から吸収されて脳や肺へ
- これらのルートをと通って、体に取り込まれていく
体に取り込まれた芳香成分の効果
- 肌のトラブルや冷えやこりの解消
- 神経的な症状の改善など
アロマバスの基本は、バスタブを使った全身浴ですが、症状に応じて、脚などの部分浴を取り入れることも考えられます。
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2. 全身浴
全身浴とは、西洋的な言い回しでは、お湯を満たしたバスタブに肩まで浸かって温まることです。これは日本人が毎日お風呂に浸かる入浴スタイルと同じことです。方法は、バスタブのお湯に精油を適量たらすだけです。
初心者のアロマセラピーの方でも気軽に楽しむことができます。
精油はバスソルトやバスオイルの形にしてお湯に加えることもできます。肌質や好みに応じて使い分けてみるのも楽しいものです。
3. アロマバスの基本
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3-1. 精油の1回に使用する量は2〜5滴
精油の量は普通の家庭用のバスタブの場合、2〜3滴から4〜5滴くらいが目安になります。少ないと思ってたくさん入れてしまうと、むせたり、気分が悪くなることがあるので、初めは量を少なめに使った方が安心です。
精油の成分は時間の経過で、どんどん揮発して行きます。そのため、家族で使うお風呂では、一人入浴するごとに1滴程度バスタブに落とすと効果が持続できます。
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3-2. 精油を入れたらお湯をよくかき混ぜる
精油はお湯にはとけません。それゆえに、よくかきまぜてお湯全体に拡散させることが大切になります。入浴前だけでなく、入浴中もときどきはお湯をかきまぜることがコツです。注意点として、精油の原液が直接、皮膚に付着するのを防ぐようにします。
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3-3. ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
精油の効果を十分に体に取り込む方法として、ぬるめ(38度程度)のお湯にゆっくりと(15〜20分程度)入浴するのが体のためによ良いようです。
気分を入れ替えるために、すっきりリフレッシュしたいというときには、やや熱めのお湯も効果があります。
3-4. 皮膚を刺激する恐れがある精油
皮膚を刺激する精油は量を控えめに使用した方が良いようです。
ペパーミント、グローブ、レモングラス、柑橘系の精油は皮膚に刺激を与えることがあるので要注意です。敏感肌の人や子供は、使用を避けるか、精油の量を通常よりも、控えめに使った方が安心です。
4. 部分浴
部分浴とは、手、足、腰など体の一部分のみをお湯につける方法です。全身浴よりも部分浴が魅力的なのはても気軽にできるからです。セルフケアの手法としても、とても有効的です。
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4-1. 手浴(ハンドバス)
忙しい時に大変気軽にできるのが手浴の利点です。洗面器などにやや熱め(40度くらい)のお湯を入れ、症状に合った精油を2〜3滴落としてよくかきまぜます。両手が手首が十分つかるまで入れて、10〜15分程度ゆっくり手を温めます。
手首を軽くマッサージすると、血液やリンパの循環が促されて、全身症状の改善につながるといわれています。
4-2. 足浴(フットバス)
全身浴と同様に体が温まるのが足浴です。冷えや風邪予防、水虫などのトラブル対策にも効果的です。深めのバスケットなどにやや熱めのお湯(40度くらい)を注ぎます。
精油3〜4滴を落としてよくかきまぜます。15〜30分ほどするとリラックスし体が温まります。お湯の深さは足首が隠れる程度入れます。途中お湯が冷めるので、随時熱いお湯を足します。
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4-3. 半身浴
腰から下だけを温める半身浴には、心臓に負担をかけずに、じっくり体を温めることができるという利点があります。バスタブにややぬるめ(38度くらい)のお湯を、おへその上あたりまで浸かる程度に入れます。
症状に合った精油を入れてよくかきまぜます。30〜40分くらいゆっくり入浴します。
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4-4. 座浴
座浴は、痔や膀胱炎、産後の会陰部のケアなど、デリケートな部分のトラブル解消に有効な方法です。昔、行水などに使われた大きめのタライなどに、ややぬるめ(38度くらい)のお湯を腰が浸かるくらい入れます。
消毒、痛みの緩和など、症状に合う精油を加えてよくかきまぜ、5〜10分ぐらい浸かります。
5. アロマバスソルトとアロマバスオイルの作り方
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アロマバスの応用編
塩、植物油などをベースに精油を加えて作った入浴剤をお風呂に入れる方法があります。
5-1. アロマバスソルト
天然塩に精油を混ぜたバスソルトには、体を温める効果もあります。精油の成分が揮発しないように、密閉容器で保存します。
- 作り方
- 密閉できる容器に天然塩200グラムを入れる。
- 精油を20滴ほど入れる。
- 精油は何種類かブレンドして入れても問題なし。
- 全体をよくかきまぜる。
- 精油をなじませたら完成。
- 1回スプーン(大さじ)1杯程度をお湯に入れ、よく溶かして入浴する。
5-2. アロマバスオイル
精油はお湯に溶けないため、キャリアオイル(植物油)で乳化させて入れると混ざりやすくなります。油分が加えられ
肌がしっとりする効果も期待できます。
- 作り方
- キャリアオイル5mlに、精油5滴を加える。
- よくまぜる。(1回分)。
- バスタブに入れる。
- バスオイルがお湯全体に十分に行き渡るように、よくかきまぜてから入浴する。



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